朝90分×放課後90分で一夜漬け卒業——高校生の勉強を変える「フロータイムテクニック」

朝イチの90分で一日の勉強を“温める”

最重要科目を朝イチの90分に固定すると、その日全体の学習が滑り出しから整います。最初に得点源の手応えが出ると、放課後の自習や塾の演習も加速します。理由は単純で、平日は通知やSNSで注意が刻まれやすく、開始に迷うほど着手が遅れてしまうからです。高校生の平日インターネット平均は約6時間19分、7時間以上が33.2%というデータが示すとおり、分断の母数は思った以上に大きい現実があります。
FlowTimeならホーム画面から数秒でタイマー開始。「Start→Break→Next」のワンパターンで朝の立ち上がりを高速化し、最初の90〜120分で集中できる時間を手に入れられます。
通知とSNSの分断を見える化し、無駄な再集中を削る

集中が切れるたびに、再びエンジンが温まるまで時間がかかります。
スマホやタブレットの通知が届くと、注意力を必要とする勉強や作業のパフォーマンスを著しく低下させることや、スマホが机の上に「あるだけ」でも成績が落ちることが研究結果から報告されています。机の引き出しや別室に端末を置く、集中モードにするなどの物理・設定対策は、定期テスト期ほど効きます。
FlowTimeは一度に一つのタスクだけを選択してタイマーと連動、タイマー作動中は自動計測して、後からどのタスクにどれだけ時間をかけていたか、統計ダッシュボードで確認できます。
作業時間の20%を休憩に回し、90〜120分の深い集中を作る

深く没頭しているときにポモドーロの固定25分タイマーアラームが鳴ると、せっかく乗ってきた頭の集中力が途切れてしまいます。作業時間の20%を休憩に自動配分するフロータイムテクニックなら、勉強が自然な区切りに達したところで自分で休む間隔を決められます。これが英単語のアクティブリコールや数学の大問演習と相性のよい理由です。
研究比較では、ポモドーロテクニック・フロータイムテクニック・自分で自由に休憩を決める3タイプを測定したところ、平均的な生産性や完了率に大差はない一方で、ポモドーロテクニックは時間が経つにつれて疲労度が急速に上がっていくことがわかっています。
フロータイムテクニックを採用しているFlowTimeなら、休憩時間の自動化で迷いを減らし、勉強・学習再開をスムーズにする現場メリットは大きいといえます。
「次に何をやるか」を固定して科目切替の迷いをなくす

英語の長文から数IAの演習へ、さらに世界史の論述へ——科目を切り替えるたびに「次は何をするか」で手が止まると、頭を再起動させるたびに小さな無駄な時間が積み上がります。
FlowTimeではセッションのはじめに「次のタスク」を一つだけ決めてスタート。終わったら自動計算された休憩に入り、休憩明けはそのまま次のタスクを進められます。
タスクリスト、タイマー、統計データ集計がブラウザ内で連動しているため、休憩比率と集中比率は、統計ダッシュボードで日ごと、週ごと、月ごとの期間を振り返って確認可能です。
学校・塾・自宅へそのまま横展開できるので、学期や模試の時期が変わってもリズムを保ちやすい設計です。
学校・塾・自宅で安心して使えるブラウザ内データ保存・無料

導入時に気になるのは安全性と手間です。FlowTimeのタイマー計測データはブラウザの端末内にだけ保存されます。外部サーバーに作業履歴を送らず、基本機能は無料で利用できます。PC、スマホ、タブレットのブラウザから起動でき、追加インストールも不要です。学校のPC、自宅ノート、通塾前のスマホ自習まで同じ操作で使えます。
今日から無料で導入:朝90分+放課後90分の週5ルーティン
高3の実態として、平日の「宿題以外の勉強」は平均1時間42分です。ここに朝イチの90分を固定し、余裕がある日は放課後にも90分を積むだけで、演習の週あたり完了数は着実に増えます。睡眠は8〜10時間を目安に確保し、スマホは視界外へ置くことも忘れずに。
集中を遮る要素を減らしたうえで、FlowTimeの「Start→Break→Next」サイクルを毎日回すと、順位や模試の偏差値に効く“地力の時間”が戻ってきます。
まずは最重要科目だけで朝の90分を今週5日、無料のFlowTimeで試してみましょう。数秒で開始し、20%自動休憩で燃費よく進め、タスクは一つに絞る——このリズムが身につくと、一夜漬けに頼らないペースメイクができるようになります。
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高校生の平日インターネット平均約6時間19分、7時間以上33.2%という数値は、こども家庭庁の速報PDFの「ポイント10」に明記されています。
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高3の平日学習時間「宿題43分/宿題以外1時間42分」は、ベネッセ教育総合研究所のダイジェストPDFの図1-1-1に掲載されています。
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通知の到来のみで注意課題の成績が低下する知見、およびスマホの存在だけで作業成績が下がる知見は、それぞれStothartら(2015)とWardら(2017)に基づきます。([2], [3])
睡眠は中学・高校生で8〜10時間を推奨する厚生労働省のガイドを参照しました。([4])
参考リンク