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ポモドーロとフロータイムの違いは?|集中力を最大化する時間管理術

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25分区切りのポモドーロ法と、流れを止めないフロータイム法。仕組み・メリット・勉強や仕事への活かし方を中高生でもわかる言葉で比較し、自分に最適な時間管理術の選び方を紹介します。

ポモドーロとフロータイム──ふたつの時間術、どちらが合う?

タイマーで区切るか、自分の集中力に合わせるか

ポモドーロテクニックは25分でタイマーが鳴り、5分休む仕組みです。時間になったら強制的に作業を中断するので、ダラダラしがちな作業でも「25分だけがんばろう」と集中しやすくなります。時間の区切りがはっきりしているため、計画も立てやすいのが特徴です。

一方フロータイムテクニックは、ストップウォッチで作業時間を計測しますが、いつ休憩するかは自分で決めます。集中力が自然に切れたタイミングで作業を終了し、その時間を記録します。

つまり ポモドーロはタイマーによる強制的な区切り、フロータイムは自分の集中力の波に合わせた柔軟な区切り という大きな違いがあります。

タスクの切り分けと集中の深さ

ポモドーロでは「この数学の問題を25分で5問解く」「次の25分で英単語を20個覚える」といった具体的な小目標を設定していく目標先行型で進める方法が馴染みます。25分という短い単位で区切るため、達成感を味わえますし、モチベーションを保ちやすいのが利点です。宿題や暗記、メール返信などの比較的短時間で完結するタスクに向いています。

それに対してフロータイムは、大きなテーマにじっくり取り組むときに威力を発揮します。

「小説を書く」「プログラムを作る」「絵を描く」といった創造的な作業では、アイデアが湧いているときに中断されるとせっかくの流れが途切れてしまいます。フロータイムなら、集中が続く限り作業を継続できるので、深い没頭状態を維持しやすくなります。

休憩の取り方と体へのやさしさ

ポモドーロの休憩は毎回5分(4回に1回は15〜30分の長い休憩)と決まっていて、規則正しいリズムで休憩を取るため、休憩を取り忘れるという心配もありません。ただ、ポモドーロは研究によって、時間が経つにつれて疲労度が高まっていくことが分かっています。休憩タイミングが強制されるため、次のポモドーロが終わるまで頑張るという心理コストが累積していく可能性があります。 フロータイムテクニック完全ガイド

フロータイムでは、直前の作業時間の約5分の1(20%)を休憩時間の目安にします。30分集中したら6分休憩、90分集中したら18分休憩、といった具合です。長時間集中した後はしっかり休めるので、疲労度に応じた適切な回復ができます。ただし、休憩のタイミングを自分で管理する必要があるため、つい休憩を忘れてしまう人は注意が必要です。

どちらを選ぶ? その日の気分でハイブリッドも

宿題、暗記、事務作業など、明確に区切れるタスクならポモドーロが効果的です。25分という時間制限があることで、「とりあえず始めよう」という気持ちになりやすく、先延ばしを防げます。タイマーが鳴ったら必ず席を立ち、軽くストレッチすることで、体も頭もリフレッシュできます。

一方、レポート執筆、プログラミング、創作活動など、深い思考や創造性が必要な作業にはフロータイムテクニックがおすすめです。アイデアが次々と浮かんでいるときに無理やり中断する必要がないので、質の高い成果を生み出しやすくなります。

もちろん、状況に応じて使い分けることも可能です。

午前中の頭がすっきりしている時間はフロータイムで創造的な作業に取り組み、午後の集中力が落ちやすい時間はポモドーロで細かいタスクを片付ける、といった使い方もできます。

大切なのは、自分の作業内容や体調、その日の気分に合わせて最適な方法を選ぶこと。どちらか一方にこだわる必要はありません。ポモドーロの規則正しさとフロータイムの柔軟さ、それぞれの良さを理解して、場面に応じて使い分けることが、時間管理術を最大限に活用するコツです。

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